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土地家屋調査士試験に複素数計算の必要性は!?

土地家屋調査士試験において、複素数計算を「使う」「使わない」問題があります。

使うと便利らしい・・・という情報があるが、確かに本当なのか。

ここでは複素数計算の必要性について深堀りしていきます。

複素数計算とは

関数電卓

小難しい話は他サイトにお任せしますが、簡単にいいますと「X値」と「Y値」の2つの値を1つの値として記録、計算する方法です。

「X」、「Y」の別々の値を⇒「X+Yi」という1つの値として、関数電卓で計算することです。

複素数計算を使うメリット

最大のメリットは、計算時間の短縮です。

土地家屋調査士試験は、時間との勝負です。2時間30分という絶妙な試験時間に問題があり、学力が一定水準に達している方が合格まで届かない原因は、この試験時間内に解けないことが理由の1つにあります。(※時間が足りないということ)

その解決策が複素数計算になります。
さらに、関数電卓のメモリ(記録)の節約にも寄与しています。

サブロー
サブロー

2時間30分ではなく、3時間あったら解けるのに!ということが何度もあったので、通常計算から複素数計算に変更した記憶があります。試験日まで3~4ヵ月前の決断だったのですが、いま思えば英断でした。(最初から覚えとけばよかった。)

二つ目のメリットは、昔覚えた三角関数(sim,cos,tan)から解放されます。
数学が得意な方は、三角関数を分かっているがゆえに執着し、複素数計算に移行できない面はあるかと思いますが、記憶呼び起こし再学習を必要する方なら、いっそのこと複素数計算へ移行するのもアリです。(というか、私はおすすめします。)

複素数計算を使う際の注意点

途中から、計算方法を変更する場合は、今までの方法から大きく舵を切り、別の方法へトライする必要があるので、決断の時期には特に注意してください。

また、記録するメモリ数やメモリの方法は、関数電卓のメーカー(種類)に依存するため、その部分も考慮して関数電卓を選ぶ必要があります。

さらに、関数電卓を選ぶ際は、見た目(視認性)も重要です。私のように一定の年齢に達すると、見やすい・見えにくい文字の色、大きさなどがありますので、しっかりと確認して購入してください。

上部の方で電卓の写真がありますが、これは勉強当時から現在に至るまで、使用中の電卓です。
電卓の使用頻度にもよりますが、「」が擦れてきているのが確認できると思います。当時は2台持ちでしたが、古い方の関数電卓は、複数のボタン部分が擦れて引退させた記憶があります。これぐらい酷使するものだと思ってください。

実務での座標計算は、測量CADやTS(トータルステーション)で計算を行い、私の場合、電卓で計算することはほぼありません(というかできません。)
※決して、自慢できることではありませんが・・・

複素数計算は、土地家屋調査士試験を攻略するためだけの手段と割り切っても良い。

おすすめの「複素数計算」講座【3選】

複素数計算を習得する方法は、ネット上や書籍など色々ありますが、動画と共に学べる各予備校の講座をおすすめします。

予備校名講座名
アガルートアカデミー【中山式】複素数計算
LEC東京リーガルマインド計算特訓講座
東京法経学院複素数で解く土地の記述式問題【全6問】
複素数計算の講座
サブロー
サブロー

上記の3つの講座でも選べないようなら、、、

【複素数計算】といったら「中山先生」ですので、アガルートで決まりです。

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