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土地家屋調査士試験<記述式(書式)>勉強方法の肝とは

各記事でも解説しておりますが、勉強法の基本的な部分は、適切な教材選び(テキストや過去問)と投下時間(勉強時間:1000時間以上)で試験を乗り切ることを提唱しております。

記述式(書式)勉強方法でも同じです。ただ、ここで解説しているようなことを言及している方はいないのではないでしょうか。

記述式(書式)勉強で行き詰っている方、一度読んでみてください。

サブロー
サブロー

当初より記述式(書式)は苦手意識がありましたが、基準点(足切り)を目標に頑張った経緯があります。苦手意識が少しでも改善されれば幸いです。

過去問だけでは足りない

記述式の場合、単純に過去問を10年分で20問です。

穴埋めや文章での回答、申請書や作図と問題に対しての回答書き込みが多いため、非常に時間が掛かります。

ですが、私は20問(20種類)でも少ないと感じています。少ない問題を解いていると、パターン化して覚えてしまう傾向があるからです。

パターン化して覚えてしまうことの対策として、新しい問題を多く解くことをおすすめしています。

といっても、過去問の回答解説は最高のテキストです。覚えるまで反復学習を行いますが、いずれ、パターン化して覚えてしまいます。

そうなってもいいように対策を講じることが必要です。

新しい問題に出会う最適解

ズバリ、予備校の答練模試です。
本試験を見越した問題構成となっており、非常におすすめです。

<代表的な予備校の答練&模試を紹介!>

予備校名通信講座名回数
アガルートアカデミー実践答練直前予想模試6回+1回
LEC東京リーガルマインド直前ファイナル答練(答練+模試)全8回
東京法経学院実戦答練、全国公開模試12回+2回
日建学院答練Webコース模擬試験(自宅実施)20回+1回
早稲田法科専門学院パーフェクト全国答練コース〔項目別答練+全国答練+公開模擬(セット)〕全23回
2024.1.24時点での情報です。

予備校によって、回数はまちまちですが、答練や模試が準備されています。

また、模試については、自宅以外にも準備された会場で受講できる予備校もありますので、検討してはいかがでしょうか。

サブロー
サブロー

初学者は以外の方でも、答練&模試の受講をおすすめします。

本試験への実践感覚を養うためにも最適です。

「記述式」は基礎知識が問われる、応用問題です

作図

記述式問題は、

  • 穴埋め問題
  • 申請書の作成
  • 地積測量図、建物図面、各階平面図の作成

で、構成されています。

まず、穴埋め問題では択一で学習した基礎知識をベースに、文面を読解する能力が試されます。(すべてのベースは択一の過去問です。)

次に、土地及び建物の申請書の正しく記載することが必要になります。申請書には一定の型があり、パターン化して覚えることも必要です。特に建物の【原因及びその日付】などは苦戦するかもしれませんね。

最後の難関は、作図です。電卓や三角定規などを駆使して、図面を作成する必要があります。三角定規の動かし方から始まり、関数電卓の使い方や三角関数の計算はたまた複素数計算などで座標を導き出す必要があります。
今までとは、全く異なる脳ミソを使うことになるので、得意・不得意がハッキリと分かれます。
(一定の器用さも、影響するものと考えてください。)

サブロー
サブロー

私は、詰め込み学習に飽きると、作図するようにしていました。勉強をしながら気分転換になったものです。

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