記事内に広告が含まれています。

土地家屋調査士試験の難易度や合格率は?【最新版】

調査士試験を挑戦するあたって、難易度や合格率は気になるもの・・・
ここでは私見を交えて解説していきます。

割合

土地家屋調査士試験の難易度

土地家屋調査士試験に合格するための勉強時間は経験上1000時間以上です。

1年で合格を目指すのであれば、1日に最低でも3時間の勉強時間を確保する必要があります。

勉強期間日数1日の勉強時間
半年182日約5.5時間
1年365日約2.7時間
1年半547日約1.8時間
2年730日約1.4時間
1日の平均勉強時間
サブロー
サブロー

私の場合、記憶に定着せず忘れていくことが多かったので、人一倍時間を費やしました。

おそらく1500時間は勉強したと記憶しております。

土地家屋調査士試験の合格率

近年の出願者数等の推移

実施年度出願者数(A)受験者数(B)合格者数(C)合格率(C/A)合格率(C/B)受験率(B/A)
令和元年度527041984067.7%9.7%79.7%
令和2年度464637853928.4%10.4%81.5%
令和3年度473338594048.5%10.5%81.5%
令和4年度540044044247.9%9.6%81.6%
令和5年度541744294287.9%9.6%81.8%
令和6年度5509
近年の出願者数等の推移

出願者の約20%が申し込みを行ったが、受験していませんので、受験者の約10%が筆記試験の合格者となります。

合格点などはあらかじめ設けられておらず、受験者の上位10%程度が合格する流れとなっております。

また、択一式問題及び記述式問題、別々に基準点(足切り)が設けられ、その年により基準点(足切り)が変動します。

合格点、基準点(足切り)の推移

筆記試験「午後の部」の基準点及び合格点です。

実施年度択一【足切り】記述【足切り】合格点数
令和元年度32.533.076.5
令和2年度32.530.071.0
令和3年度32.030.573.5
令和4年度37.534.079.5
令和5年度35.029.072.0
足切りの推移

択一式で50満点+記述式で50満点=全問正解で100満点となります。

択一式は1問2.5点、記述式の採点方法はわかりません。

※択一式及び記述式の基準点以上、且つ合格点数(合計点)を満たしているものが合格者となる。

合格点の推移から100点満点中、70~80点が取れるぐらいの勉強が必要ということになります。

サブロー
サブロー

全体的に80点取ることを目標として、勉強を行うこと。

また、試験時間が2時間30分ですが、私にとっては非常に短く感じる時間でしたので、択一式は30分~1時間で、記述式は1時間30分~2時間の時間配分で解く必要があります。

択一式、記述式の突破率(筆記試験「午後の部」)

受験者数から見た、筆記試験「午後の部」の択一式&記述式(書式)の突破率を見てみましょう。

実施年度受験者数択一式突破率記述式突破率
令和元年度4198名49.7%
(2090名)
35.2%
(736名)
令和2年度3785名49.9%
(1890名)
30.6%
(580名)
令和3年度3859名52.4%
(2023名)
32.6%
(661名)
令和4年度4404名49.6%
(2186名)
24.9%
(545名)
令和5年度4429名48.0%
(2126名)
28.5%
(606名)
択一式、記述式の突破率

<計算方法について>
択一式突破率(%)=択一式突破者数÷受験者数×100
記述式突破率(%)=記述式突破者数÷択一式突破者数×100
※法務省公表の割合(%)と若干異なることをご了承ください。

受験者数の約半分が択一式の基準点となっていることが分かります。また、択一式突破者の約3割が記述式の突破者となることがここで分かります。

サブロー
サブロー

最初の受験で、択一式を突破できなかったということは、受験者の半分に入っていなかったことが明らかになりましたね。(この時は、明らかに勉強不足であることを実感していました。)

各予備校での合格率

合格率が10%の試験で、予備校の講座を受講することで、合格率を最大70%程度まで引き上げることが可能のようです。最短ルートは、やはり予備校ですよね。

予備校名合格率講座名
LEC東京リーガルマインド29.3%土地家屋調査士講座等
アガルートアカデミー53.65%土地家屋調査士試験講座・測量士補試験講座
東京法経学院72.9%土地家屋調査士試験講座
令和4年度の合格率
サブロー
サブロー

アガルートで二人受験して一人の合格率ですが、

東京法経学院は、頭一つ抜けた存在です。(7割を超える合格率は脅威ですね。)

コメント