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8士業の受験者数や合格率を比較してみた

士業とは

士業

士業(しぎょう、さむらいぎょう)と呼び、【〇〇士】などの職業の俗称です。
また、8士業とは独占業務に加え、戸籍や住民票などを職務上必要な場合において請求を行う権限が認められている8種の職業のことをいいます。

具体的な、8種の職業や受験者数、合格率は以下の通りです。

名称受験者数合格者数合格率受験者数
(順位)
合格率
(順位)
受験条件合格ライン
弁護士3,9281,78145.3%6位2位変動
司法書士13,3726955.1%4位8位変動
弁理士3,0651886.1%7位7位固定(65%)
税理士32,8937,12521.6%3位3位変動
社会保険労務士42,7412,7206.3%2位6位変動
行政書士46,9916,57113.9%1位4位固定(60%)
土地家屋調査士4,4294289.6%5位5位変動
海事代理士40922354.5%8位1位固定(60%)
令和5年度の数値

この数値を見る限り、受験者数や合格率からは難易度を推測することができないことが分かります。

ただ、この数値から色々なことを読み解くことができます。

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独断と偏見による考察

まず、【海事代理士】について、群を抜いた人気の無さ&トップクラスの合格率ということは、一般の方からすると知名度が低いという現れでしょうか・・・
(私も船舶免許の更新の際に、お世話になる程度です)

そのまた逆が、【税理士】と【社会保険労務士】は受験条件があるのもかかわらず、受験者数が多いということは、人気がある&安定収入等が見込める職業なのでしょう。
※受験者数トップの【行政書士】が受験条件が無いことを考慮すると驚異的な数値に見えてきます。そう考えると【司法書士】も合格率が最下位だが、受験者数は大健闘していますね。

土地家屋調査士】と【弁理士】は、似たような立ち位置で受験者数も少なく、合格率も高くない資格で「聞いたことはあるが業務内容がよく分からない職業」という認識ではないのでしょうか。

間口が広く、受験者数で一番なのが【行政書士】です。知名度も高く、街にあふれていて競争が激しいイメージがありますね。

ほどほどの人気と異常に低い合格率の【司法書士】ですが、希少種ですので、世の中に出れば引く手数多なのは確実です。

司法書士とは真逆で、少な目の受験者数で合格率が高いのが【弁護士】です。世の中に不足しているので、国家施策として増やしているとしか思えません。知名度はバツグンですが、関わると大ごとのイメージが付きまといます。

まとめ

今回は8士業の比較してみましたが、いかがだったでしょうか。
8士業から海事代理士を除き、「公認会計士」、「中小企業診断士」、「不動産鑑定士」を加えた10士業という括りでも面白かったかもしれませんね。

他の士業と比較することで、「土地家屋調査士」がもっと注目されることを望みますし、世の中に知って頂く機会になればと思っております。

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